募集要項
- 募集背景
- 衛星コンスタレーションの実現に向けた衛星増産のための、新拠点設立に伴う増員
- 仕事内容
- 人工衛星を製造する部署の中で、構成機器や衛星に対して電気試験、評価を行い、意図された機能が担保されているかを確認するチームです。衛星の多数基生産体制の構築に向けた確実で効率的な電気試験の実施や、新たな電気試験方法の確立などを行っています。
■担当業務
・人工衛星及びその構成機器単体の電気試験、評価
・電気試験、評価を行うための試験計画、スケジュール管理
・電気試験、評価を実施するための必要機器の管理、手配
■具体的には
・電気試験、評価の実施とその結果レポートの作成
・同時並行で生産されている各人工衛星の、電気試験の計画立案と負荷調整、スケジュール管理
・試験機器の管理と、試験能力増強の為の機器手配
■長期的目線での業務変更の範囲
・衛星開発システム第1部、第2部
■仕事の魅力
・専門性の高い部品で構成されている人工衛星の仕組みを、電気試験で動作させることで深い理解をすることが出来る。
・専門性の高いエンジニアとの交流により、自らのエンジニアスキルを高めることが出来る。
・英語能力を高めることができる環境。
- ポジション
- 電気試験エンジニア
- 応募条件
-
■求める経験
◆製造拠点(神奈川県)に毎日通勤できる方、勤務地:神奈川県大和市中央林間
◆試験環境拠点(茨城県)に必要に応じて出張が可能な方、出張先:本社、茨城県つくば市
◆下記全ての知識、経験を有している方
・電子機器の電気特性の知識
・電気試験の実施とレポート作成(人工衛星に限らず)
・メーター、オシロ、データロガーなどの一般的な測定機の取り扱い
・ネットワーク設定(IPアドレス、ネットワークチェックなど)
・RS422, CAN, RS232, USB, Ethenet などの通信プロトコルの取り扱い
【歓迎】
◇試験コンフィグ決めなどの試験全体の計画、設計業務
◇試験スケジュール管理
◇試験手順書などの作成経験
◇下記のいずれかの知識、経験
◇無線(RF)の知識、無線関係の機器の取り扱い
(スペアナ、VNA、SA、 SGなど)
◇EPS機器の取り扱い
◇センサー類の取り扱い(GPS, GYRO, Temp Sensorなど)
◇ハーネス設計・製造の経験
◇英語でのコミュニケーション(特に読み書き能力)
■マネジメント経験
不要
- 雇用形態
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正社員
- 転勤
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無
- 勤務地
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【事業所名】ヤマトテクノロジーセンター
【所在地】神奈川県 大和市 中央林間西3-7-1 (マイカー通勤可)
- 勤務時間
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9:00ー18:00(所定労働時間8時間)
- 年収
-
年収非公開
- 福利厚生
-
【諸手当】通勤手当(会社規定に基づき支給)、残業手当(固定残業代制 超過分別途支給)
【制度・設備】副業OK(申請要・全従業員利用可)、服装自由(全従業員利用可)
【休日】122日 (内訳) 完全週休二日制 土曜 日曜 祝日 その他(※2024年度の年間休暇日数)
【有給休暇】有(10ー20日) (入社時点で5日付与(入社時期により変動有))
【退職金】無
【社会保険】健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険
【寮・社宅】無
企業情報
- 事業概要
- 当社は、新たなデータとテクノロジーにより人の可能性を拡げ着実に進歩する「学習する世界」の実現を目指し、小型SAR衛星の開発・運用とコ ンステレーション(衛星群)化からその衛星データを利用したソリューションサービスの提供までワンストップソリューション事業を行う会社です。内閣府プログラムの成果を応用した独自の小型SAR衛星により高頻度観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供します。
■小型SAR衛星の開発・運用とコンステレーション(衛星群)化
SARとは“Synthetic Aperture Radar”の略語で、日本語では「合成開口レーダー」と呼ばれる技術です。SAR衛星の特徴は、電波の一種であるマイクロ 波を使って地表面を観測するため、雲で覆われている領域や太陽光が当たらない夜間の観測も可能にしています。当社の小型SAR衛星は、重量は従来のSAR衛星の約1/10である100kg級で、コストも開発と打上げ費用を合わせて大型SAR衛星と比較して約1/20を実現しています。従来の大型SAR衛星と同等に近い性能をもったまま、小型・軽量による低価格化をはかることで多数基生産が可能となります。今後2020年代後半には30基のコンステレーション(衛星群)構築を目指します。低軌道を周回する30基のコンステレーションにより、世界のどの地域で災害が発生しても、2時間以内に観測することが可能になります(6基では24時間以内)。2020年12月15日に、自社初の実証衛星がニュージーランドのマヒア半島にある発射場からロケットにより打ち上げられ、2021年2月8日、画像取得に成功し、民間の小型SAR衛星(100kg級)の画像取得は日本初となりました。
■データサイエンスを活用した2つの衛星データソリューションサービス
・衛星データを用いて広域の地盤変動を解析し、その結果を提供するソリューションサービスです。広域にわたる土地の沈降や地すべりのリスクを把握したり、人が入っていくのが難しい地域や、移動制約がある中でも遠隔地・現場調査が必要な場合などに有効活用されます。
・災害対応のための浸水被害(浸水域、浸水深、被害道路、被害建物)を評価するサービスです。発災時には、広範な地域の被害状況を一次情報に基づいて迅速に対応する必要があります。このサービスは浸水被害評価の一次情報として迅速な意思決定への活用が期待できます。
・会社概要説明動画:https://www.youtube.com/watch?v=Dou3mU6RiSc
・HP:https://synspective.com/jp/
・採用HP:https://synspective.com/jp/recruit/