募集要項
- 募集背景
- 衛星コンスタレーションの実現に向けた衛星増産のための、新拠点設立に伴う増員
- 仕事内容
- 衛星コンステレーション構築に向けた、衛星の多数基生産体制の構築・運営、製造工程準備を行う中で、品質管理エンジニアとしてご活躍をいただきます。
■担当業務
1. 人工衛星製造工程および構成機器の品質管理
2. 構成機器の信頼性試験、軌道上模擬試験による品質規格構築
3. 人工衛星開発における品質保証プロセスの構築
■具体的には
1. 人工衛星製造工程および人工衛星構成機器の品質管理
・衛星製造工程の各工程での品質管理方法の決定、運用管理
・調達部品のサプライヤー品質管理
・品質不具合時の対策立案、実行
2. 人工衛星構造や構成機器の信頼性試験、評価、品質規格構築
・衛星用機器の信頼性試験、軌道上想定試験
・自社内の品質標準制定
3. 人工衛星開発における品質保証プロセスの構築
・品質マネジメントシステムの構築と運用
【長期的目線での業務変更の範囲】
・衛星開発システム第2部内
■仕事の魅力
まだ確立していない衛星製造の品質標準を自らの考えで構築可能。
国内宇宙関連企業の業界標準まで見据えた標準制定も構築可能
- ポジション
- 品質管理エンジニア
- 応募条件
-
■求める経験
■品質保証、品質管理項目の選定、決定をした経験(設計者、生産技術者としての関わりでも可)
■機械部品、電子部品、化学薬品等の社内外の不具合対応経験
■信頼性試験の計画立案と実行
■以下いずれかでのご経験をお持ちの方
・既存部品への品質管理方法の新規導入
・新規部品、新規工程での品質管理方法の決定
・試験などによる新たな品質管理指標の決定
・品質マネジメントシステムの構築
■試験環境拠点(茨城県つくば市)に必要に応じて出張が可能な方
【歓迎】
◇品質保証・管理におけるマネジメント経験
◇新規事業、新規拠点の品質マネジメントシステム構築の経験
◇QC工程表作成経験
◇DFMEA、PFMEAレビュー経験
◇社内外の品質保証システム監査、または工程監査経験
◇不具合現品の故障解析業務経験(オシロスコープなどを用いた電気的解析、X線観察、電子顕微鏡、成分分析など)
◇電気回路図が読める
◇機械図面が読める
■マネジメント経験
不要
- 雇用形態
-
正社員
- 転勤
-
無
- 勤務地
-
【事業所名】ヤマトテクノロジーセンター
【所在地】神奈川県 大和市 中央林間西3-7-1 (マイカー通勤可)
- 勤務時間
-
9:00ー18:00(所定労働時間8時間)
- 年収
-
年収非公開
- 福利厚生
-
【諸手当】通勤手当(会社規定に基づき支給)、残業手当(固定残業代制 超過分別途支給)
【制度・設備】副業OK(申請要・全従業員利用可)、服装自由(全従業員利用可)
【休日】122日 (内訳) 完全週休二日制 土曜 日曜 祝日 その他(※2024年度の年間休暇日数)
【有給休暇】有(10ー20日) (入社時点で5日付与(入社時期により変動有))
【退職金】無
【社会保険】健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険
【寮・社宅】無
企業情報
- 事業概要
- 当社は、新たなデータとテクノロジーにより人の可能性を拡げ着実に進歩する「学習する世界」の実現を目指し、小型SAR衛星の開発・運用とコ ンステレーション(衛星群)化からその衛星データを利用したソリューションサービスの提供までワンストップソリューション事業を行う会社です。内閣府プログラムの成果を応用した独自の小型SAR衛星により高頻度観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供します。
■小型SAR衛星の開発・運用とコンステレーション(衛星群)化
SARとは“Synthetic Aperture Radar”の略語で、日本語では「合成開口レーダー」と呼ばれる技術です。SAR衛星の特徴は、電波の一種であるマイクロ 波を使って地表面を観測するため、雲で覆われている領域や太陽光が当たらない夜間の観測も可能にしています。当社の小型SAR衛星は、重量は従来のSAR衛星の約1/10である100kg級で、コストも開発と打上げ費用を合わせて大型SAR衛星と比較して約1/20を実現しています。従来の大型SAR衛星と同等に近い性能をもったまま、小型・軽量による低価格化をはかることで多数基生産が可能となります。今後2020年代後半には30基のコンステレーション(衛星群)構築を目指します。低軌道を周回する30基のコンステレーションにより、世界のどの地域で災害が発生しても、2時間以内に観測することが可能になります(6基では24時間以内)。2020年12月15日に、自社初の実証衛星がニュージーランドのマヒア半島にある発射場からロケットにより打ち上げられ、2021年2月8日、画像取得に成功し、民間の小型SAR衛星(100kg級)の画像取得は日本初となりました。
■データサイエンスを活用した2つの衛星データソリューションサービス
・衛星データを用いて広域の地盤変動を解析し、その結果を提供するソリューションサービスです。広域にわたる土地の沈降や地すべりのリスクを把握したり、人が入っていくのが難しい地域や、移動制約がある中でも遠隔地・現場調査が必要な場合などに有効活用されます。
・災害対応のための浸水被害(浸水域、浸水深、被害道路、被害建物)を評価するサービスです。発災時には、広範な地域の被害状況を一次情報に基づいて迅速に対応する必要があります。このサービスは浸水被害評価の一次情報として迅速な意思決定への活用が期待できます。
・会社概要説明動画:https://www.youtube.com/watch?v=Dou3mU6RiSc
・HP:https://synspective.com/jp/
・採用HP:https://synspective.com/jp/recruit/