こんにちは。夏真っ盛りですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

前回のブログでも書きましたが、
飼い犬（シェトランドシープドッグ：名前　ロッキー　オス9歳）
がいるものでここ最近は軽井沢のペット可の宿泊施設でゆっくり過ごすことにしております。
毎年楽しみにしていた蜩（ひぐらし）のシャワーのような鳴きが今一でしたが、十二分に森林浴ができてリフレッシュできました。

再来年の大河ドラマは、真田幸村なので長野県はオリンピック以来の脚光を浴びるかもしれませんね。

本日は台風一過でかなり暑いですが、朝の風が早くも秋の匂いを運んでいると感じたのは私の気のせいでしょうか？
米株式が軟調になってきて、7月以降の日本の景気の見方もかなり割れていきている気がします。個人的には、もう少し景気が長くもってくれれば良いと思いますが、米国債も日本国債もジリジリと金利低下傾向にあるのは不気味です。（株式の値動きよりも長期金利の値動きの方が先見性はあると思っているので）果たしてどうなることやら？

ところで、「データの見えざる手」矢野和男　著　草思社　を拝読致しました。
著者の方は、日立製作所中央研究所の主管研究長。この本が面白かったのは、リストバンド型のウェアラブルセンサ（1秒間に20回程度までの微細な動きに対しても記録できる）を人間に取り付けて24時間人間の行動を大人数しかも長時間記録することによって、「時間は自分の思った通りに自由に使えるのか？」など興味深いテーマについて、持論を繰り広げていらっしゃいます。

因みに、人間の時間の使い方についても、エネルギー保存の法則が通用するそうで、腕の振りが激しく伴う行動ほど長時間の動きは難しい（水は高いところから低いところにしか流れないのを例えに）。例えば、原稿を書く動き（1分間に平均60回程度）より長く人前でのプレゼンテーション（同平均150回程度）はできない。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。
その他、人の幸せを測ったり、運ということについても科学的に考察していらっしゃいますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非書店で手に取ってみてください。