こんなこともあるのでしょうかね？

　私はこの人材紹介ビジネスを始める際に、
「要は良いキャンディデートを 良いクライアントに紹介すれば何とかなるだろう。」
とタカをくくって おりましたが、実際に業務を始めてそれが悉く覆され非常に苦しい思いを 致しました。

　何か人の人生って見えない力に左右されているのかと思えることが 度々起こるのです。
それを我々は「ご縁」という言葉でそれを表現することが 多いのですが。
ということで今回は、最近連続して起きた不思議な お話を致します。

　私がキャンディデートの方を会社にご紹介する際には、ある程度キャリア などを考慮して適切と思われる部署にご紹介するのですが、時々直ぐに判別 できずどこにご紹介して良いか悩む方がいらっしゃいます。
その場合には、親しい人事の方や その会社に精通した顔の広い方に相談するのですが、そのような ルートでご紹介したら、結果的に私の親しい方の部下になられた キャンディデートがここ3か月で3名出ました。

　一人目の債券のセールスの方は、私の後輩の元へ。
もう一人のカバレッジバンカーの方は私の同期だった方の元へ、最後のキャピタル マーケットの方は私の職場に出向されて以来交流のあった方の元へ 行かれました。
私の意思を一切介在せずにです！！

　私はこの商売をやっている割に非常にシャイな性格で年賀状も 恥ずかしながら150枚程度しか出していないのですが、上記のお三方は その150名に該当し、尚且つ人柄も信頼できる方なのでキャンディデート にも力を込めて推薦することができました。
私は、数学が得意ではない ので確率的にどの程度の事象なのかは分かりませんが、金融機関の部門の数 を考えるとかなりのレアケースになるのではないでしょうか？

　見えない力と申しましたが、私のクライテリアではAランクの評価の人材でどこでも 入社可能だと思っている方が、同等レベルの会社を受けられても1社は書類が通らず、もう1社は3日で内定が出たなどということもあります。
何か 見えない力が働いているとしか思えません。

　そのようなことを考えていると私がこのビジネスに就いていること 自体何かに導かれたのではないか？とつくづく思う今日この頃です。

本当に「いとあやしきこと（とても不思議なこと）」です。