コラム
信長公記
事実?は自分の目で確かめる。
私はこの2-3か月地中海へ時空旅行をしてまいりました。と言っても、
十字軍 からオスマントルコの最盛期までの500年間を書物の中で彷徨っていた だけなのですが。
日常の業務の何らかのヒントにならないかと思って5-6冊 読んでみたのですが、
あまりにも訳の分からない殺戮の繰り返し(イスラム教 VSキリスト教)が続いて嫌になってしまい、
もう少し明るいビジョンが開けそうな本は無いか?と考えたところ信長公記を思い出し、改めて読み返してみました。
太田牛一という信長の側近が書いた有名な書物ですが、書いてある内容の真偽については議論があるものの、この本は私の織田信長のイメージを ガラリと変えてくれました。
比叡山を焼き払ったり、足利義昭を追放したりと中々残酷なイメージ
「泣かぬなら殺してしまえほととぎす」が付きまとう信長ですが、この本を 読む限り、何か重要な事を興す前には必ず相手に対してウォーニングを 行っており、それでも従わない場合に強硬手段を取るという慎重な態度を何度も見せております。
また、戦う前に潔く降伏してきた相手に対しては、家臣として迎えている寛容さも持ち合わせていたようです。
一方で、新興の企業オーナーと同じく家臣の武功の評価については 非常に厳しく見ていて、特に「不作為の作為」ということに対しては厳罰を下しております。その良い例が佐久間信盛・信栄親子であったかと思います。
「巻十三 十六」
要は判断基準が理に適っていることが多く、部下である自分の潜在能力 を発揮させるという意味では、良い上司であったのではないか?と思っております。
因みに、愛知県でお世話になった会社のオーナーは情に厚い方でしたが、少し似ていらっしゃいました。
皆さんも一度は信長のような上司に 仕えてみたいと思ったことはないでしょうか?
長篠の戦で滅んだと思っていた武田勝頼が、実はその後しつこく生きていて、亡くなったのが信長と同じ天正10年であったのは不勉強な私にとって は意外な事実でした。
我々の人材紹介業務でも、会社ごとにある程度イメージを持って普段の 業務に取り組んでおりますが、実際に中で働いている方の話を聞いて みないと、紹介する方にとって良い案件なのかどうかというのは中々判断できませんし、元々ご縁ということもありご当人同士の判断にお任せする というのが一番なのではないか?と実感する今日この頃です。
何事も他人の噂で判断するのではなく、自分の目で確かめること が大事ですよね。
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岡田 英行
1986年3月に早稲田大学法学部を卒業。同年4月に山一證券に入社。同年12月に月間8000万円の収益を挙げてリテール部門全社員で1位になり、当時の新入社員の新記録を樹立。キャピタルマーケット部門を経験した後、円金利セールスで頭角を現しゴールドマンサックス証券に移籍し、機関投資家セールスに従事。同部門で最高で2位の成績を挙げる。その後事業会社で不動産の証券化業務や商社系証券会社でヘッジファンドのセー...
1986年3月に早稲田大学法学部を卒業。同年4月に山一證券に入社。同年12月に月間8000万円の収益を挙げてリテール部門全社員で1位になり、当時の新入社員の新記録を樹立。キャピタルマーケット部門を経験した後、円金利セールスで頭角を現しゴールドマンサックス証券に移籍し、機関投資家セールスに従事。同部門で最高で2位の成績を挙げる。その後事業会社で不動産の証券化業務や商社系証券会社でヘッジファンドのセー...