コラム
皆様に良いご縁がありますようにと善光寺詣り
こんにちは。皆様ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
ラジオで聞いた豆知識なのですが、もともとゴールデンウィークという言葉を使い始めたのが、映画会社の大映だったようで(昭和26年に映画の興行収入が正月やお盆休みを超えたことから)、NHKは映画会社の宣伝になるとの配慮から、「大型連休」という言葉を使っているようですね。
言われてみれば、確かに夜7時のニュースでは「大型連休」を使っていますよね。
今年は、6年に一度(数えだと7年だそうです。)の善光寺の御開帳だったので長野に行って参りました。
善光寺の創建は7世紀の中ごろと日本の寺院でもかなり古く、誰も見たことが無いという「一光三尊阿弥陀如来」という本尊の代りである「前立本尊」が開帳されるということで、参拝者が大勢訪れるわけですよね。
善光寺は珍しく無宗派ということもあり、資料館にチベット仏教や天台宗など様々な宗派の仏像が安置されていたのが印象的でした。
私は5月2日の朝の8時半頃に着いたので回向柱は15分、前立本尊は1時間程度の待ち時間でしたが、10時に帰る頃には回向柱待ちの行列が300メートル程度に伸びて恐らく待ち時間が1時間は優に超えていたし、今回行かなかったお戒壇巡りに至っては2時間待ちでした。
でもピークは越えたでしょうから、これから行く方はそんなに待たなくても大丈夫そうですね。皆様にご利益があったら、またお礼に訪れたいと思います。
ところで、久しぶりに本業の話です。
日系の会社はボーナスの支給時期で、7月以降の転職希望者もそこそこいらっしゃるのですが、現状にとても不満を抱えている方が少ないためか目線がやや上にある方が多いです。
20代の方では、何となく金融を離れてコンサルティング会社などに進んだものの、自分の理想像と違うということで入社して数か月で金融に戻りたいというご相談や、ご自分のキャリアや専門性と異なる分野に現職の年収維持で移りたいなど、客観的にお聞きして「大丈夫かな?」と不安になるケースがあります。
私も、リーマンショックの後からのコンサルタント歴なので、あまり偉そうなことは申し上げられませんが、現在のような景気の良い時期にご自分の実力以上もしくは専門とかけ離れた職に移られるのは基本的に反対です。
以前から申し上げておりますが、転職はあくまでも再スタートなのです。
現在の会社では、確かに周囲からできると認めていられるかもしれませんが、新天地では単なる新参者でしかありません。パフォーマンスを地道にあげて、早く周りから認めてもらわなければなりません。
この景気もいつかはまた後退期に入るでしょうし、その時はまたリストラや配置換えなど好ましくない事象が起きてきます。
そうなると、また「ここでも無いのかな?」ということで転職が選択肢になってくることになります。
転職の数は自分の労力を有効に生かすという意味でも多くない方が好ましいと思っております。
案件がエージェントから多数紹介されるでしょうが、ご自分の適性や現職でのキャリアオポチュニティを冷静に考えて行動してください。
あまりにも無謀な転職には遠慮なくNGを出させていただきます。
担当コンサルタント
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専門分野:証券
岡田 英行
メインのキャリアは大手日系・外資系投資銀行における10年に及ぶ円金利商品の金融法人向けセールス。その他、リテールセールス、キャピタルマーケット、不動産証券化、ヘッジファンドなど金融における幅広い実務経験を有する。ご本人にとっての転職の是非を含め最善の道をご提示します。いただいた求人案件も、本当に良い案件なのか吟味してから良い点、そうでない点を整理してご紹介しております。
メインのキャリアは大手日系・外資系投資銀行における10年に及ぶ円金利商品の金融法人向けセールス。その他、リテールセールス、キャピタルマーケット、不動産証券化、ヘッジファンドなど金融における幅広い実務経験を有する。ご本人にとっての転職の是非を含め最善の道をご提示します。いただいた求人案件も、本当に良い案件なのか吟味してから良い点、そうでない点を整理してご紹介しております。