日本アルコンの研究開発力

世界のアイケア企業の中でも、最大級の研究開発力を誇るアルコン事業部門は現在、白内障、緑内障、加齢黄斑変性、網膜疾患、ドライアイ、感染症、炎症、アレルギー、硝子体網膜、緑内障と屈折手術、および眼の健康に関する製品を開発しています。さらに、チバビジョンの研究開発力により、アルコン事業部門の製品開発はコンタクトレンズの領域へ拡大しました。

アルコンは今後5年間でさらに約50億ドルを投資し、アイケアにおける製品の研究開発を推進していきます。また、ノバルティスとの統合により、アルコン事業部門はノバルティス バイオメディカル研究所（NIBR）とも協力し、アイケアにおける製品開発をさらに促進していく予定です。

日本アルコンの企業理念

日本アルコンは、全ての人々の眼の健康を守り、日本の眼科医療に貢献することに重点を置いて活動しています。
企業の存在意義、そして目標とする企業像を示すビジョン・ステートメントを全社員が共有し、その実現を目指して努力を続けています。

ビジョン・ステートメント

日本アルコンは、日本の眼科領域において卓越した存在になることで、私たちを取り巻く全ての人々に最高の価値をもたらす企業になることを目指します。

患者さんのために

眼疾患の予防・治療を目的とした活動を通して、患者さんのQuality of Visionの向上を図ります。

顧客のために

顧客のニーズに応じた、高品質な製品・サービスを提供します。

社員のために

社員の成長を促し、一人ひとりがやる気と誇りをもって働ける職場環境を提供します。

日本アルコンの社風・風土

☆手術を待つ患者さんのために☆

アルコンは、様々な事情で適切な眼の治療を受けられない人々に対して、メディカル・ミッション・プログラム（医療活動支援プログラム）を行なっています。このプログラムは、病院船に緑内障治療薬を2ダース提供したことから始まりました。40年以上経た現在、90を超える国々で活動支援を実施しています。

日本でも2005年度から医療活動支援プログラムを導入し、眼科医療従事者の海外ボランティア活動への参加をお手伝いし、眼の治療を必要とする人たちの視力回復と維持を支援しています。

日本アルコンの待遇・制度

☆社員が成長できる環境づくりに、注力しています☆

日本アルコンでは、研修・教育を階層別に合わせて実施しています。新入社員の場合、医薬品、眼科医療機器、医薬部外品、営業スキル等の研修をマーケティングプランや活動方針にもとづき、プログラムを企画・実施しています。

入社研修後、導入研修に続いてその後も各種研修、各配属勤務先で先輩社員からの指導をうけながら仕事の進め方を学びます。随時、交通安全運転研修、フォローアップ研修や新製品研修を実施していきますので、年間を通じて自分を磨く機会があります。 また、各種教育制度も取り揃えておりますので、今後も社員が成長できる環境を提供していきます。

眼科医療の現状と日本アルコンの取り組み

いまの日本は65歳以上の人口が全体の20パーセントを超え、世界に類をみない高齢化社会となっています。健康長寿をおびやかす病気として生活習慣病が増えてきていますが、目の病気についても、加齢に関係する病気が増大しています。たとえば後天的な失明の原因としては、最大の疾患である緑内障、それに次ぐ糖尿病性網膜症、そのほか白内障や加齢黄斑変性症など、加齢によって生じる目の病気が上位を占めています。

日本アルコンは、35年以上前から日本の眼科医療への貢献を続けてきました。そしていま私たちは、豊かで平和な日本を築いた世代の人たちが、いつまでも「見える喜び」に恵まれるよう、眼疾患の治療・視力の回復・失明予防などの目標に向け、眼科医療をサポートしていきたいと考えています。