企業インタビュー

株式会社プロレド・パートナーズ 企業インタビュー|リスクを取り、クライアントの価値に直結するコンサルティングを提供 ~ストラテジー&ハンズオンセクターで働く魅力とは~

目次

株式会社プロレド・パートナーズは「価値=対価」というビジョンのもと、成果報酬型コンサルティングを軸に事業を展開し、2020年に東証プライムに上場した経営コンサルティングファームです。

 

2023年に新設されたストラテジー&ハンズオンセクターでは、最初の1~2か月間をクライアントとプロレド・パートナーズ双方の見極めフェーズと定め、サービスを無償で提供する他に類の見ないコンサルティングを展開しています。

 

この記事では、新卒から5年間、野村総合研究所にてビジネスコンサルタントとしての経験も持つMWH HR Products株式会社 代表取締役社長・大原智彦氏が、2023年に株式会社プロレド・パートナーズに入社し、ストラテジー&ハンズオンセクターに参画している河村様に、プロレド・パートナーズの特徴やストラテジー&ハンズオンセクターで働く魅力について伺いました。

株式会社プロレド・パートナーズ 河村 崇史氏

 

プロフィール

プラウドフットジャパン、デロイトトーマツコンサルティング、アバージェンスを経てプロレドパートナーズに入社。経営コンサルティング歴15年。​

事業拡大、営業改革、業務フロー設計・生産性向上など、マネジメント改革を通じた定量成果創出支援や、各種リサーチ、戦略策定、中計策定、システム導入・運用支援などを経験。

戦略から携わり、実行支援だけでなく「価値=対価」というビジョンを実現したい

大原:

ストラテジー&ハンズオンセクターはどのようなコンサルティングビジネスを提供するセクターか教えてください。

 

河村氏:最初の1~2か月間をクライアントと当社双方にとっての見極めフェーズと定め、コンサルティングを無償で提供する点が大きな特徴となります。

 

その期間において、当社のコンサルタントがクライアントの期待を超える提案・パフォーマンスを創出した際や当社としてもクライアントに十分な価値を提供できるとなれば固定報酬による有償プロジェクト契約を締結いたします。

 

有償ありきではない、純粋な無償期間があるリスクを取ったコンサルティングビジネスを実現することにより、当社のビジョンである「価値=対価」を反映したサービスとなっています。

 

 

大原:

河村さんがプロレド・パートナーズに入社したきっかけをお聞かせください。

 

河村氏:前職では実行支援型のコンサルタントとして約4年間、営業力強化のプロジェクトを中心に様々な実行支援に携わっていました。

クライアントが作成した戦略をベースに、その実現に向けた実行計画への展開、さらに担当者ごとの具体的な動き方に落とし込み、実行をサポートすることが私の役割でした。

 

コンサルタントとして実行支援を通じてクライアントの成果創出に貢献できる点にやりがいを感じていましたが、「前提となる戦略が誤っているため、実行支援をしても成果につながりにくい」と感じる場面が多々ありました。

クライアントにとって本当に必要な価値を提供するために、戦略から実行支援まで一貫して携わることができる機会を求め、転職活動をスタートしました。

 

入社したきっかけは、シンプルに転職エージェントからの紹介です。

私は当初、プロレド・パートナーズを知らなかったのですが、新しいスタイルのコンサルティングを実現しようとしている会社があり、河村さんのやりたいことにマッチしそうですと勧めていただきました。

 

自分の専門性に近いということに加え、戦略から実行支援までクライアントと併走できること、他のコンサルティングファームとは異なり、リスクを取ったビジネスモデルを構築しようとしていることに魅力を感じ、具体的な話しを聞くことにしました。

 

 

大原:

プロレド・パートナーズに入社を決めた理由を教えてください。

 

河村氏:大きく3つあります。

 

1つ目は会社の価値観が私にフィットしていたことです。

プロレド・パートナーズでは「価値=対価」というビジョンを掲げ、価値を出した分の対価をいただくという考えに沿ってビジネスを展開しています。

 

前職のコンサルティングファームで実行支援に携わるなかで、成果を出して初めてクライアントの役に立てると実感していましたし、コンサルタントして成果を出すことにこだわりたいと感じていました。そのため「価値=対価」という当社の考え方に対して強く共感しました。

 

2つ目は、私の強みである実行支援の経験・スキルを活かしながら、他のコンサルティングファームとは異なる事業を展開できることです。

 

前述しましたが、ストラテジー&ハンズオンセクターでは当初1~2か月は無償でコンサルティングサービスを提供します。

 

無償期間に当社のコンサルティングに価値を感じていただけるよう、サービス提供に全力を尽くすことで有償契約をする段階では、当社のコンサルタントがクライアントの課題をより深く理解し、クライアントも当社のコンサルティングの価値を感じている状態が構築されています。

 

3つ目は、自分自身にとって新たなチャレンジができることです。

 

実行支援だけでなく、戦略から携わることができるため、過去に実績・経験がある実行支援スキルを活かし本当の意味でクライアントに価値提供ができます。これらは、自分自身のスキルアップにも繋がると確信しています。

クライアントのためならリスクを取る。成功報酬型ならではの面白さ

大原:

過去に複数のコンサルティングファームで働かれていた河村さんが感じるプロレド・パートナーズと他のコンサルファームとの違いを教えてください。

 

河村氏:一番の違いは、当社が「価値=対価」というビジョンを掲げ、従来から成果報酬型コンサルティングサービスを展開していることにより、リスクを取るという考えが根付いているところです。

 

一般的なコンサルティングファームでは、クライアントに納品する最終成果物を事前に設定し、その達成に必要なステップを規定します。目標とタスクを初期段階で明確にすることで、クライアントが求める成果物を確実に提供するというのが基本理念です。

 

しかし、実際にプロジェクトを進める中で、当初の前提とは異なる状況が多く発生し、目標やタスクの再設定が必要になることが少なくありません。

 

一方で、プロジェクトの成果と対価が契約で定められている中で、契約の履行は無視ができない、と再設定に躊躇するファームも多いです。正論だとは思いますが、変化に対する柔軟性が損なわれ、クライアントに提供できるサービスに限界が生じるというジレンマにも陥ります。

 

プロレド・パートナーズでは、プロジェクト初期を「投資フェーズ」と位置づけ、それを契約にも明記しています。このフェーズは、プロジェクトフィーを発生させずに、現場の状況を考慮した上で目標やタスクを設定する 「プロジェクト設計フェーズ」としています。契約上の柔軟性をクライアントに提供しているわけです。

 

プロレド・パートナーズのアプローチは、リスクが伴います。しかし、創業以来成果報酬型のコンサルティングを提供し、クライアントの満足を最優先するカルチャーやPEファンドの運営とリスクを取ってきたからこそ、このようなサービスモデルが生まれた、と考えています。

 

 

大原:

確かに当初から成果報酬型コンサルティングサービスを中心にサービス展開しているため、成果に対するこだわり・リスク許容範囲は他のコンサルティングファームと大きく異なるのは当然だと感じました。

そのようなサービスを展開されているプロレド・パートナーズの雰囲気はいかがでしょうか?>

 

河村氏:他社と比較して特に特徴的と感じるのは、メンバー間で協力し合おうという姿勢が強いことです。

 

当社が大切にしている価値観の1つに”Compassion”があり、「相手を思いやる、寄り添う」という意味で、採用においてもその観点に重きを置いています。

 

そのため、同僚に対して思いやりを持ったメンバーが多く、チームとしてクライアントにどう貢献するのか、ひとりひとりがチームにどう貢献するのかを重視しています。他のメンバーが困っていたら、メンバー同士で当たり前のように助け合っていて、とてもあたたかい雰囲気を感じています。

 

大原:

私もコンサルタントとして5年間働きましたが、求められるものが高い分、プロフェッショナル意識が高く、メンバー同士もプロフェッショナルな関係性になる傾向が強いと思います。

その意識の高さが良い結果を生み出すこともありますので、一概に何が良いとは言えませんが、他のコンサルティングファームカルチャーと異なる文化を持つ会社は貴重だと感じました。

 

河村氏:私にとって、すごく居心地が良いです。普段のコミュニケーションからも、相手の良い部分・強い部分に目を向けようとする意識を感じますし、それらをクライアントのために活かそうとする行動を自然と取ることができるカルチャーです。

 

さらに、良い意味で創業者の強いイニシアチブがありません。企業では創業者が圧倒的に強く、社員が従うというスタイルがよくありますが、当社は非常にフラットです。

 

ポジションにかかわらず意見を言えますし、経営陣は様々なポジションの声に耳を傾け、企業経営に取り入れています。しっかりと考えを表に出しましょう、といったコミュニケーションの取り方です。

 

大原:

トップは自分で決められる分、強いリーダーシップを取りがちです。同じ社長としてそういったカルチャーをつくることができるのは、率直にすごいと思います。

クライアントのあらゆる課題を解決するからこそ、多様なメンバーが活躍できる

大原:

改めてストラテジー&ハンズオンセクターならではの特色をお聞かせください。

 

 

河村氏:一つのテーマを支援することが中心ではなく、「クライアントが困っていること・課題に感じていることがあれば何でも支援する」というスタンスでプロジェクトを進めることです。

 

このスタンスを実現するためにはクライアントの幅広い課題解決が必要になるため様々な専門性を持つメンバーが必要となります。

 

私の場合は実行支援がメインスキルとなりますが、例えばIT関連に携わってきたメンバーも当然に多数おり、チームでクライアントの課題解決に全力を尽くします。

 

「自分が持っているスキルを活かしてクライアントの課題解決・企業価値向上に貢献したい」という想いがあるコンサルタントであれば、必ず当社での活躍の場があります。

 

大原:
多様なバックグラウンドやスキルを持つメンバーと一緒に仕事をすることで、自然にコンサルタントとして自分が扱うことができるテーマも広がっていきそうですね。

 

河村氏:おっしゃる通りです。現在は新規事業関連のプロジェクトが多いですが、いま在籍しているメンバーの強みを生かすという背景があります。

 

異なる強み・スキルを持つ新たなメンバーが参画すれば、取り扱うテーマの幅も広がります。今後は更に専門性を深めることもでき、常に刺激を受けることができる環境だと感じています。

ストラテジー&ハンズオンセクターの特色を活かして、地域の中小企業を元気に

大原:

今後の目標を、お聞かせください。

 

河村氏:クライアントの経営陣から何事も一番に相談されるコンサルタントでありたいと考えています。

 

大手企業では、複数のコンサルティングファームが入っているクライアントも多いので、そのなかでも最も頼りにしてもらえるよう、価値を提供し続けていきたいと考えています。

 

将来的には地域の中小企業に対するコンサルティングを行うことで、地場企業を元気にし、地域活性化に貢献したいと考えています。地域の中小企業は人もノウハウも足りないケースが多く、様々な支援が必要な状況です。

 

しかし、一般的なコンサルティングファームにとっては、コンサルティングフィーを継続的に支払うことが困難であることや、実務にかなり近しい部分を求められるため価値を出せないリスクがあります。

 

これらの問題点をプロレド・パートナーズであれば、成果に対する対価となるためクライアントに貢献できると考えていますし、中長期的にはEXITのないファンドも検討しているようです。私自身も将来的には中小企業を支援するためのスキームを確立したいと考えております。

 

 

大原:

確かに中小企業に対する支援とストラテジー&ハンズオンセクターのスタイルは、相性が良さそうです。成功報酬型ならではの、一歩踏み込んだ価値提供は本当にやりがいが大きいと感じます。
 
プロレド・パートナーズは、河村さんのように、実行支援だけではなく、戦略の策定から携わりたいという方にはもちろん、戦略にとどまらず、実行支援のフェーズも担当したいという方、クライアントへの貢献のためにリスクテイクを含めたチャレンジをしたい方、コンサルタントとして更なる成長を実現したい方に魅力的な会社だと感じました。

 

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