こんにちは　齊藤です。

先週からまた冬に逆に戻った感じですね。寒いですね。

いかがお過ごしですか？　体調崩しやすい時期ですのでご自愛ください。

今回は以前も申し上げました 私が何故IT業界に入ったか？その経緯についてお話します。

私は高校もミッションスクールで大学はカンザスシティから車で２時間くらいの田舎町にあるクリスチャンカレッジで過ごし　いつも地元FM局から流れてくる日本では未知なカレッジチャート　ソングやブルージーなクラシックロック等を聴きながらジャムセッション（楽器演奏）したりインディアンサマー時期迄は青空の下でテニスばかりしていたそれこそヒッピーのようなお気楽な学生でした。

広大な大草原の青空の下でリスを観ながら、なんかいいアイデア浮かばないかな？？？　みたいな。

夏休みになると田舎町は一気に学生もいなくなり過疎化が進むので、私はマンハッタンにある当時流行ったポロ（ラルフローレン）やナイキエアなんかのバイヤーをやっている友人宅をたずねてそこで夏季は　居候しながら相変わらずヒッピーのような音楽三昧（JAZZとR&B三昧）の毎日を過ごしておりました。

そんなのん気な事をして気がついたらいよいよ就活の時期となり当初は旅行業界なんかを気軽に考えていたんですよね。

ちょうどバブルが崩壊して日本マスコミは

就職氷河期時代なんて騒いでいた時期でしたので音楽か？？別の道か？っと迷っていた事を思い出します。

実際マンハッタンで知り合った日本の音楽事務所の方から、 あるキャンペーン中のブルージーバンドのドラマーとしてオファーを頂いた事もあったのですが、それは丁重にお断りして地元のミズーリに戻りました。　

アメリカから情報収集する事ができたので、あまりマスコミ等の過剰な情報に振り回される事なく冷静に業界選定できたと思っています。　

実はアメリカにきて日本との決定的な違いは、当たり前ですが既にコンピュータがやたら普及していた事なんです。
学内は全てワークステーションとLANで繋がっているしリサーチペーパーなんかも全 てワードパーフェクトで入力しなければならなかったし・・　当時は嫌でも覚えさせられました。

その頃　アル　ゴア氏が情報スーパーハイウエイ構想を打ち出していたので、この波 は必ず日本にやってくると確信し最後はここに着目しました。　それとこの頃のIT業界の新卒の初任給が やたら高かったことも理由の一つです。

当時旅行業界に比べると最大でベース給１０万円くらいの違いがあったと思います。
それで志望をITに絞り就活を実施してました。

そしてなんとか無事大手バンキング系の金融システム会社に入社が決まり　当初は COBOL言語やSNA（IBM)のアーキテクチャやアルゴリズムを学ばされて悪戦苦闘の毎日だった事を 思い出されます。　そして符号化技術や回線交換から多重化やパケット交換等専用線 の世界に入っていきました。
今でいうネットワークの良き時代です。

そしてTCP/IPの世界 へ突入していきました。　ワクワクした時代です。

先週某大手金融子会社IT系のクライアントが求人依頼をしたいと言うので訪問したの ですが、人事の方から出てきたのが、”２０代でCOBOLのプログラミングが出来る方を探しているのです が・・全然見つからないのですよね・・”っと言う依頼でした。

“またそれか・・・当たり前じゃん　あのさーーー　それって自分の時代なんだよね・・”　っと　思わず言いそうになりながらも・・　ここはぐっと大人の対応しながら帰社したのですが・・・

もし20代でメインフレームに詳しい渋い方やCOCOLやってみたいマニアックな方いら しゃったらこのような案件もございます。

　　※写真は実際住んでいたアパートです。