はじめまして　齊藤　尚人と申します。

前回に続きICTチーム　第2弾は私が担当いたします。

まず簡単に自己紹介いたします。人材コンサルタント歴は 9年目です。　主にIT業界の基盤系エンジニアを中心にご転職の 支援をさせていただいております。
9年目と言っても最初の約5年ヘッドハンターとしてこのキャリアをスタートさせ　その後 キャリアコンサルタントとして経験を積んできました。

そうそう　本題に入る前に「ヘッドハンター」と「キャリアコンサルタント」　って 一見　同じように思えるかと思いますが、皆様違いってご存知でしょうか？？？

よく色々な方から質問されるので違いをこの場で説明します。
簡単に申し上げますと、クライアント側面か？　キャンディデート側面か？ という点だと思います。

その前者を「ヘッドハンター」と言うのですが、どういう 事か？と申しますと　クライアント（企業）から依頼を頂いた求人に適した特定の 人材のみに声をかけます。

つまり完全クライアント側の採用代行（リクルータ）の立場も担っている感じです。
またそれなりの業界経験豊富な方をターゲットにして、決め打ちで魅力ある案件を 紹介します。
その為　ヘッドハンターはキャリアコンサルティングはしません。
逆にキャリアコンサルタントは、基本登録型でポテンシャル層（若手）も含み　その方の 将来のキャリアビジョンをカウンセリングし、趣向に合わせキャリア形成できるように いくつか求人選択肢の中から指導していくイメージです。

さて前置きが長くなりすいません。

今回の本題ですが掲題の1995年って　皆様は何をされていましたか？
無論　これを読まれている方の中には学生だった方も数多くいらっしゃると思います。

私はその頃未だ 駆け出しのネットワークエンジニアとして金融系システム会社で働いてましてちょうど通信の世界が 面白くなってきた発展途上の若手社員でした。
当時DSUやPBXや交換機や多重化装置等の製品もだんだんわかってきた そんなある日1995年春頃だったかな？　突如社内にこれまでスタンドアロンで共有していた PCにLANケーブルが繋がれそこからインターネットの世界が現れYahoo画面が目に入ってきたんですよね。
ほぼ同時期にシステムはオープン化（クラサバ）メールやチャットやPHS→携帯電話、MS　OFFICE等 日進月歩のように普及し時代はマルチメディア業界からIT業界という呼び名に変わった最初の年でしたね。
システム会社だったので、一般の事業会社より元々進んではいましたが、少なくとも社内で銜えタバコの社員や 紙ベース作業や電話とFAXメインで仕事をされている方が未だ多くいる中で95年を境にまさにこれから IT全盛の時代がやってくるという期待と希望に満ちた年でした…
只　国内ではバブル崩壊後細川連立政権が終わり村山内閣に変わってつかの間阪神大震災や○○事件や 金融破たん等暗いニュースが連日報道されまさにこれから失われた20年のど真ん中に突入する時期でした。

IT業界だけが逆行してましたね。　仕事は忙しく日々毎日のように新しい専門用語を覚え勉強 しなければならないので周辺の先輩や後輩も優秀な人が多かったですね。 （当時はこういう先輩がきっとヘッドハントされるのだろうなああ？？っと想像したりしてました。（笑））

そもそもコンピュータのコの字も知らないド素人だった私が就活時このIT業界を選んだきっかけになった事を 次回に紹介していきます。