企業インタビュー
日本イーライリリーの現状
現状
2012年度は、骨粗鬆症治療剤「フォルテオ」が対前年129%増と売上げに寄与しました。
また2010年上市した抗うつ薬「サインバルタ」、注意疾患多動性障害治療薬の「ストラテラ」も二桁成長を続けております。
大型製品の好調と既存薬の適応症追加により、薬価改正はあったものの全体では10%増の成長を遂げています
<参考>2012年度年間製品別売上高 (薬価ベース、IMSデータ)
製品名
|
売上高
|
対前年比
|
---|---|---|
ジプレキサ |
549億円
|
+8%
|
アリムタ |
358億円
|
-3%
|
フォルティオ |
282億円
|
+129%
|
エビスタ ※1 |
193億円
|
-11%
|
インスリン |
174億円
|
0%
|
サインバルタ ※2 |
136億円
|
+32%
|
ジェムザール |
132億円
|
-34%
|
ヒューマトロープ |
103億円
|
-5%
|
ストラテラ |
62億円
|
+47
|
バイエッタ |
22億円
|
+152%
|
*1 中外製薬(決算ベース)とリリー(薬価ベース)の売上合算
*2 リリー単独での売上
ライセンス契約により、ベルマックス、シアリスの売上は含まず
出典: IMS JPM(2012年12月MAT)
後期開発品一覧(日本)
将来と展望
今後、開発品においては新規化合物や適応拡大、剤形追加などの製剤が続々とリリースされる予定です。
今後10年で売り上げを4000億円と現在の4倍にする目標を掲げており、中国市場同様イーライリリー全体の数字を押し上げるべく期待されています。
また同社は現在、日本能率協会の「能力開発優秀企業賞」で奨励賞を受賞、Great Place to Work(R) Institute Japanの「働きがいのある会社」調査で5年連続上位にランキング (2010年)されたりと企業認知度向上に向けた活動を展開する中で、10年後には「最も賞賛される企業に!」を合言葉に売上高の拡大、日本市場での確固たる地位の獲得を目指しています。
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担当コンサルタント
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山本 俊輔
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専門分野:国内外製薬メーカー、ヘルスケア企業のMR/営業職、臨床開発職全般、メディカルアフェアーズ/MSL、マーケティング、品質管理/保証、薬事、安全性、バックオフィス等、CRO/CSO企業の各職種